はい、皆様。こんばんは。
先日も書いたように、ここはひな祭りが月遅れなので、お内裏様とお雛様の箸置きを今も使っています。食事の前にテーブルを用意する時に、その箸置きに箸を置きますね。いつもの光景ですね。
はい、ここでひとつこの箸置きに限っては気になる点があるのです。お内裏様はいいんですよ。問題はお雛様です。箸を置くと箸先がちょうどお雛様の目を隠してしまうんですね。そうしますと・・・何と言いますか、「ブラックお雛様」と見えてきてしまうんです。あら、この方は何か悪いことでもしてしまったのかしらと箸を置く度に思うおおつきです。
さて本題に入ってもよろしいですか?
しおり絵マニアの方なら、日本酒の「お好みセレクト」をもちろんご存知ですね。好みの日本酒を少しずつ3種類選んで飲めるあれですよ。
このお好みセレクトを始めた頃は記憶力との戦いでした。3種類あるお酒を間違わないようにお客様にお出ししなければならないからです。
一度説明した後に「あれ、この真ん中の何でしたっけ?」なんて聞かれてしまうと、しばし記憶をたどる時間が必要だったりしたのですよ。
そのうちに導入されたのが、布のコースターにお酒の名前を刺繍したもの。その上に酒器をのせて行けば、間違えることもないわけですね。素敵ですね。
女将さんをはじめ、刺繍が苦にならない部隊の皆様が作ってくれた力作です。でもこれなかなか大変なようですよ。
「天法」や「帰山」、「てんから」はまだまだらくちん。レベル1の初心者向けですね。
はい、「斬九郎」や「岩清水」。こちらは漢字3文字ですから、レベル2です。なにげに「斬」一文字でいいことになっているものもあったりします。
最高難度は「琅鶴の郷」。あら、画数が多くて大変ですね。でも大変なので、「ろうかくの郷」になっております、あしからず。
ん? いや、そうですよ。最近それをさらに上回る強敵があらわれました。「御湖鶴」です。こちらは今まで誰も伝票に漢字で書いたことがない、という一品。
ながいさんと「そろそろ御湖鶴も作らないとねー。」と話してはおりますが、なかなか・・・。もちろんひらがなにはなるでしょうけれど、なかなか・・・。例の部隊の方に早く登場してきていただきたいものです。
さて、今日の沢渡も風が冷たいのなんのって! ぱっと見、暖かそうな日差しに騙されてはいけませんよ。